移りゆく季節のそばで暮らす平屋
「自然と暮らす生活」という言葉がぴったりのこちらのお家は、目の前にある田畑がいつでも眺められるよう、大きく開けた土間リビングを採用。
土間には、薪ストーブを設置しました。炎をつけると自然と人が集まり、一家団欒の場になります。
自然とともに暮らしたいからというご希望を実現させるため、室内の照明は必要最小限にしました。
陽が出ている間に活動し、陽が沈むとゆっくり過ごす…そんな豊かな時の流れを感じる家です。
大きな障子戸を開くと一面に広がる風景は絵画のように色鮮やかです。内と外が一体となる空間を実現しました。
造作の洗面台は手洗いなどに便利な深さと大きさが考えられています。
家事室には引き出し式のアイロン台を設置しました。
使用していないときは、このようになるべく生活感をなくしてすっきり見せることができます。
土間は一段下がっているので腰掛としての役割もあります。
寒い季節にはストーブの前で温まり、暖かい季節には外の風景を楽しみながら日陰でくつろげるので、季節の移ろいを楽しみながら家族が集まる空間になりました。
玄関からストレートで行ける洗面所は効率的な帰宅動線が考えられています。
白を基調としており、清潔感のある明るい空間に仕上がりました。
片流れの天井は1本1本職人さんに張ってもらった貴重なものです。家全体に木のぬくもりが広がって、暖かく包み込んでくれます。