2025.03.27
上棟は家族の物語のはじまり
こんにちは!
アドバイザーの山本浩太郎です。
先日、担当させていただいているお施主様のお家が、無事に上棟の日を迎えましたので、その時の出来事をお話しします!

その日は、天気にも恵まれ、ご家族そろって現場に足を運んでいただき、家創りの節目をともに見届けていただきました。
そもそも、上棟が、どのような日かと言いますと…
柱・梁(はり)・棟木といった家の骨組みを組み上げて、屋根の一番高い場所に「棟(むね)」を取り付ける作業のことを指します。
木造住宅では、大工の腕前が光るタイミングでもあり
1日で家の「かたち」が一気に立ち上がることから、お施主様にとっても特別な1日になります。

そんな特別な日を迎えて、ご家族が肩を並べて上棟の様子を見上げる後ろ姿に、私たちスタッフも思わず胸が熱くなりました。
「すごい!」「こんなに早く形になるんですね」と、目を輝かせるお施主様の姿がとても印象的でした!
また、作業を見守る中で、「大工さんたちの手際の良さに感動しました」とのお声もいただきました。
中美建設では、熟練の専任大工が在籍しています。
私たちのこだわる無垢の木は生きているため施工が難しく、地場の木に精通した経験豊富な大工による施工が欠かせません。
中美建設の家創りでは伝統的な工法も不可欠であるため、自ずと本物の職人が求められ、その職人たちが責任を持って施工しております。
そのなかで、技術だけでなく、現場の整理整頓やご近所への配慮など、マナーや気配りも大切にしています。
そういった専任大工さんたちの姿勢がお施主様へ伝わったようで、とても嬉しくなりました。
私たちは、家が完成することだけでなく、完成までの一つひとつの工程に「物語」があると考えています。
例えば、基礎工事では地盤と建物のバランスを見極める大切な仕事がありますし、
上棟では構造の安全性を支える技術が詰まっています。
構造計算をもとに、風や地震に強い骨組みを組み立てるこの工程は、まさに「安心の住まい」の土台となる部分です。
今回の上棟も、大工・現場監督・スタッフが一丸となって、お施主様の家に心を込めました。
その想いが、ご家族にも届いていることを実感できた1日でした。
上棟を終えたあとは、断熱・気密工事、造作、内装など、家はさらに「住まいらしく」なっていきます。
その過程も含めて、一緒にお家創りを楽しんでいただけるよう、私たちスタッフも、引き続き誠心誠意サポートをしてまいります。
「上棟」は、図面で描かれていた家が、初めて“立体”として現れる感動の瞬間。
ご家族のこれからの暮らしの物語が、ここからはじまります。
さて、中美建設では、松阪市大黒田町にて、4月12日(土)・13(日)限定で「構造見学会」を開催します!
上棟後のお家の構造を実際に見て、体感できる貴重な機会となっております。
「後悔しない家創りをしたい」「耐震や断熱の性能の違いを身をもって体感したい」
という方は、ぜひこの機会にご見学いただけたらと思います。
お気軽にお問い合わせください!

山本 浩太郎 住宅アドバイザー