2024.01.15
自然素材の味を楽しめる「木」
こんにちは。
超久々の登場となりました、工務部アフターのお父さん担当、太田と申します。
最近は、アフタートラブルを未然に防ぐために新築工事現場にも関わらせていただいております。
今回は、毎日何度も使用します、お部屋のドアや引き戸の不具合について少しお話させてくださいね。
ご家族みなさんで何度も何度も開けたり閉めたりしますので、どうしてもレバーハンドルや丁番、施錠部分が緩んだりガタついたりしてきます。
大概の不具合はネジの締め直し、丁番部の調整で使えるようにアフターで出来ます。
ですが、ごく稀に木造という自然素材のために調整しきれない事があります。
その原因をマメ知識としてご説明させていただきますね。
自然素材であります「木」には年輪があります。
この年輪を見ると綺麗な円が重なっている木といびつな円になっている木がありますね。
これは、木の太陽の浴び方で差が出てきます。
太陽の日をたくさん浴びたところは木の細胞も活発になって大きく成長しますが、日陰のところは小さく成長します。
この差が木の形状を変えています。
ですから、有名な桧材料はまんべんなく日差しが当たるように管理して植林されています。
この木の年輪と年輪の巾が大きいほど、乾燥した時に大きく縮むために繊維が引っ張られて変形を起こします。
これが、木が反る理由です。
大工さんはこの自然素材の特性を考えて造作をしてくれています。
それでもエアコン等のために乾燥や加湿による伸縮を強いられますので変形が進むことがあります。
こんな時には大工さんが出動しますのでご安心くださいね!
考え方を変えますと、この年輪のいびつ差が自然素材ならではの模様をかもし出し「味」となります。
和モダンには欠かせない自然素材の「味」を楽しんでみてくださいね!
そんな自然素材の「味」が活かされた平屋をはじめとする、モデルハウス3棟が
松阪市郷津町に1月20日(土)にオープンいたします!
ぜひこの機会に、無垢材を取り入れたおウチをご体感ただけたらと思います。
また、中美建設では、随時お家創りに関するイベントやセミナー、無料相談会も開催しております。
家の性能や土地のこと、お金のこと、デザインのこと、なんでもお気軽にご相談ください。
ご予約お待ちしております。
太田 康幸 リフォーム・アフターメンテナンス担当